
第23回 「叔父を斬る」
1159 信西(阿部サダヲ)は清盛(松山ケンイチ)に叔父・忠正(豊原功補)の処分は死罪だと告げた。動揺して必死にあらがう清盛だが信西には通じない。清盛は平 氏の後ろ盾となってくれていた藤原家成の息子・成親(吉沢悠)にとりなしを頼むが、成親は泣きながら自分の力では無理だと断る。
しかし清盛が出ていくと、 その目には涙ひとつなかった。 信西の仕打ちは源氏に対しても同じだった。信西は義朝(玉木宏)に、父・為義(小日向文世)や弟たちが死罪だと告げた。必死に許しをこう義朝に信西は、清 盛は今後のことを考えて叔父を斬ると伝えた。怒りに我を失った義朝は、館にもどると由良(田中麗奈)をたたき、なぜ父を連れ戻したりしたと責めた。その様 子を為義はぼう然と見つめていた。
清盛の館では平氏一門が今 後の策を議論するがまとまらない。清盛は意を決して、忠正に斬首の沙汰を告げると、忠正は運命をすぐに受け入れ、清盛の手で自分 を斬れと言う。 一方、義朝の館では悩み苦しむ義朝に為義が静かに語りかける。自分の悲願だった殿上人に義朝がなったことを親孝行だとほめ、義朝に源氏重代の家宝である刀 で自分を斬ってくれと頼んだ。由良は鬼武者(のちの頼朝)に義朝が為義を斬ることを告げ、その場を見届けろと命じる。
忠正が上皇方につく原因と なった清盛の弟・頼盛(西島隆弘)は、忠正に涙ながらに謝罪するが、忠正は平氏のためになら喜んで自分は斬られると静かに語っ た。 運命の日、忠正は一緒に斬 られる運命になった息子たちにわびて館を出ようとする。そこへ何も知らない清盛の三男・清三郎が、忠正が作ると約束していた竹馬 が完成したかをたずねてきた。忠正は帰ったらつくると告げ、一門が見送る中、処刑場の河原に向かった。
しかし清盛が出ていくと、 その目には涙ひとつなかった。 信西の仕打ちは源氏に対しても同じだった。信西は義朝(玉木宏)に、父・為義(小日向文世)や弟たちが死罪だと告げた。必死に許しをこう義朝に信西は、清 盛は今後のことを考えて叔父を斬ると伝えた。怒りに我を失った義朝は、館にもどると由良(田中麗奈)をたたき、なぜ父を連れ戻したりしたと責めた。その様 子を為義はぼう然と見つめていた。
清盛の館では平氏一門が今 後の策を議論するがまとまらない。清盛は意を決して、忠正に斬首の沙汰を告げると、忠正は運命をすぐに受け入れ、清盛の手で自分 を斬れと言う。 一方、義朝の館では悩み苦しむ義朝に為義が静かに語りかける。自分の悲願だった殿上人に義朝がなったことを親孝行だとほめ、義朝に源氏重代の家宝である刀 で自分を斬ってくれと頼んだ。由良は鬼武者(のちの頼朝)に義朝が為義を斬ることを告げ、その場を見届けろと命じる。
忠正が上皇方につく原因と なった清盛の弟・頼盛(西島隆弘)は、忠正に涙ながらに謝罪するが、忠正は平氏のためになら喜んで自分は斬られると静かに語っ た。 運命の日、忠正は一緒に斬 られる運命になった息子たちにわびて館を出ようとする。そこへ何も知らない清盛の三男・清三郎が、忠正が作ると約束していた竹馬 が完成したかをたずねてきた。忠正は帰ったらつくると告げ、一門が見送る中、処刑場の河原に向かった。

河原で西 行(藤木直人)も見守る中、清盛は宋 剣を抜くが忠正の首へ振り下ろすことができない。忠正が何度も斬れと叫んだ末、清盛は叔父や、その子らを斬った。
一方、義朝も為義を斬るのをためらっていた。為義の斬れという叫びにも 義朝はこたえず泣き崩れた。やがて義朝の家臣・鎌田正清(趙珉和)が刀をとり、為義やその子らを斬っていった。藤原師光(もろみつ:加藤虎ノ介)から処刑 の結果を聞いた信西は、冷静に首をさらすよう命じた。師光は信西の真意を見抜き、藤原摂関家を弱めるため為義を殺さねばならず、そのために平氏も源氏も両 方血を流すことを求めたのだと感服した口調で話す。
信西はそっと涙を流していた。使命を終えた清盛を待っていたのは後白河 天皇(松田翔太)からの勝利の宴への誘いだった。かつては武士を軽んじていた関白・藤原忠通(堀部圭亮)だが、今は武士の力を認めざるを得ないとして清盛 に杯をあたえた。後白河天皇は白拍子を呼んで舞歌わせた。祝いが華やかになるほど心が暗く沈んでいく清盛は、やがて怒りをおしとどめ、後白河天皇に招待の お礼を言上した。
宴の後、その場に残り怒りを吐き出す清盛に、信西は「すべての重き荷を 背負ってこの国の宝となれ」とさとし、信西の知力と清盛の武力で世を変えようと語り かけた。そのころ、悲劇を通して棟りょうの妻としての自覚ができた時子(深田恭子)は妹の滋子(成海璃子)につとめにでるよう命じた。
また、義朝が為義を斬れずにいた一部始終を見ていた鬼武者は義朝に、元 服して父を支えたいと申し出た。その言葉に義朝は思わず鬼武者 を抱きし め涙を流し た。そして鬼武者は「源頼朝」と名乗ることになった。 清盛は平氏一門を集め、平氏は一蓮托生であり、一門の繁栄を築きあげるのが一人一人の使命だと改めて宣言した。
一方、義朝も為義を斬るのをためらっていた。為義の斬れという叫びにも 義朝はこたえず泣き崩れた。やがて義朝の家臣・鎌田正清(趙珉和)が刀をとり、為義やその子らを斬っていった。藤原師光(もろみつ:加藤虎ノ介)から処刑 の結果を聞いた信西は、冷静に首をさらすよう命じた。師光は信西の真意を見抜き、藤原摂関家を弱めるため為義を殺さねばならず、そのために平氏も源氏も両 方血を流すことを求めたのだと感服した口調で話す。
信西はそっと涙を流していた。使命を終えた清盛を待っていたのは後白河 天皇(松田翔太)からの勝利の宴への誘いだった。かつては武士を軽んじていた関白・藤原忠通(堀部圭亮)だが、今は武士の力を認めざるを得ないとして清盛 に杯をあたえた。後白河天皇は白拍子を呼んで舞歌わせた。祝いが華やかになるほど心が暗く沈んでいく清盛は、やがて怒りをおしとどめ、後白河天皇に招待の お礼を言上した。
宴の後、その場に残り怒りを吐き出す清盛に、信西は「すべての重き荷を 背負ってこの国の宝となれ」とさとし、信西の知力と清盛の武力で世を変えようと語り かけた。そのころ、悲劇を通して棟りょうの妻としての自覚ができた時子(深田恭子)は妹の滋子(成海璃子)につとめにでるよう命じた。
また、義朝が為義を斬れずにいた一部始終を見ていた鬼武者は義朝に、元 服して父を支えたいと申し出た。その言葉に義朝は思わず鬼武者 を抱きし め涙を流し た。そして鬼武者は「源頼朝」と名乗ることになった。 清盛は平氏一門を集め、平氏は一蓮托生であり、一門の繁栄を築きあげるのが一人一人の使命だと改めて宣言した。
平清盛が生きた平安時代末期