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2012年8月6日月曜日

平清盛 第32回 百日の太政大臣

第32 回  「百日の太政大臣」  1165年、清盛(松山ケンイチ)は、娘婿である摂政・藤原基実(忠通の子:村杉蝉之介)の後ろ盾によって、武士として初めて大納言にのぼった。この前代未聞の出世は公卿たちの反発を買っていた。大臣たちが列席する朝議で、清盛は都近くの港・大輪田泊を改修することを提案するが、藤原摂関家の左大臣・基房(細川茂樹)は話を聞こうとしない。朝議の後で基実は清盛を気づかうが、そんな基実の態度を弟である基房や、兼実(相島一之)は苦々しく思っていた。  後白河上皇(松田翔太)の側近である藤原成親(吉沢悠)はもっと清盛に歩み寄ることを提案するが、上皇はいずれ清盛が自分にひれ伏するだろうと不敵に笑った。そんな折、後白河上皇に貢ぎ物を届けにきた清盛は、御所でかつて信西(阿部サダヲ)に仕えていた西光(加藤虎ノ介)と出会う。清盛は亡き信西の遺志を継ぎ、中国との交易を実現しようとしていることを告げると、西光は信西を殺した源義朝の子(頼朝)をなぜ死罪にしなかったのかと責めた。この後、西光は後白河上皇の近臣として仕えることになった。  一方、伊豆の頼朝(岡田将生)は、監視役の豪族・伊東祐親(峰竜太)の娘、八重姫(福田沙紀)と恋仲になっていた。祐親は大番役で京の清盛のもとに仕えており、留守であった。そんなとき、八重姫が頼朝の子を宿していることがわかる。頼朝は命にかえても八重姫とその子を守り抜くことを誓う。  京では清盛を思わぬ悲劇がおそった。清盛の後ろ盾であった藤原基実が突然病で亡くなったのだ。藤原摂関家を継いだのは、平家を憎悪する基房。朝廷での発言力を強めたい平家一門は、摂関家との対立を避けようと対策を練るが、解決策が見いだせない。そこへ、長年藤原摂関家に仕えた藤原邦綱(岡本信人)が訪ねてきた。亡き基実が持っていた広大な荘園を後家となった盛子(清盛の娘)のものにし、平家を支える財にするという献策をして、一門を安心させた。  また、後白河上皇の妃である滋子(成海璃子)は、上皇との子・憲仁が東宮(次の天皇)になることが決まるので、清盛に東宮大夫として憲仁に仕えてほしいと 持ちかけた。それは後白河上皇を支えよということだった。  そして清盛は内大臣にのぼった。清盛に祝いの言葉を述べる平家一門。清盛は更なる出世の意欲を告げ、藤原摂関家へ対抗するため宮中行事である五節の会にて極上の舞を献上するよう、長男・重盛(窪田正孝)と三男・宗盛(石黒英雄)に命じた。清盛の権勢はとどまることを知らなかった。内裏の警固にあたっていた伊東祐親は清盛に呼びかけられただけで、心臓がはね上がる。清盛の威厳はそれくらい大きいものとなっていた。  伊豆では、頼朝が父になろうとしていた。親兄弟をなくし、二度と身内など得られないと考えていた頼朝は、八重姫が連れてきたわが子を抱き、感動で涙を流した。ついに五節の宴の当日、用意周到に準備をすすめてきた重盛と宗盛の前で事件が起こった。藤原兼実らのいやがらせで舞姫がひそかに追い返されてしまう。あわてふためく宗盛。重盛も動揺を隠せない。  そんなこととは知らない清盛は宴席で演奏を鑑賞していると、背後から後白河上皇に話しかけられる。後白河上皇は、藤原基実の所領を平家が相続できたことや、清盛の出世などすべてが自らの策であったことを明かし、次の出世は実権のない名誉職・太政大臣であり、そこで清盛の政治家としての生命は終わりだと告げる。すべて上皇の手のひらで踊らされていた事実を知り、清盛は衝撃をうける。そのとき、舞台にあらわれた舞姫に清盛も上皇も驚き目をみはる。その舞姫こそは清盛の母親代わりであった祗園女御(松田聖子)であり、後白河上皇にとっては青墓宿であった今様の師・乙前であった。宴にきていた乙前を見かけた盛国(上川隆也)が急きょ、消えた舞姫の代わりを頼んだのだ。乙前の歌う今様、「遊びをせんとや生まれけむ―」を聞き、清盛は後白河上皇への怒りが収まり、新たな闘志が浮かんでくるのだった。  翌日、清盛は六波羅の館に乙前を招いた。二人は懐かしき双六遊びをしながら時の流れをかみしめる。清盛はサイコロの目で運命が変わる双六の面白みを改めて 感じ、この世のいただきへ上るという自分の意欲を語る。 1167年、清盛は太政大臣となり、その権限を使い平家一門の地位をあげられるだけあげ、朝廷における平家の地位を盤石にした。そしてわずか百日で辞職 し、政界を後にした。  一方、伊豆では頼朝と八重姫の子の存在を伊東祐親が知り、二人の前に乗り込んできた。必死で許しをこう頼朝。八重姫は赤子を祐親に抱かせると、祐親は無言で外に連れ出し赤子の命を絶つ。このことが平家に伝われば、伊東一族などひとたまりもないと叫ぶ。頼朝はただ、自らの無力さを実感するしかなかった。













平清盛が生きた平安時代末期











投稿者 ほうじ茶 時刻: 7:53
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ラベル: 平清盛
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